CANPANには、毎日のように相談がある。
その内容も、相談される方の業種も立場も様々だが、ご相談を受けた後、自分にとって一番うれしいのは「CANPANさんに相談にしてよかった。元気が出ました!」や「わくわくしました!」という一言。
この一言で、すべてが報われる気がしてしまう
CANPANプロジェクトは、サイトやシステムの運用やそれに付随した調査などに必要なコストは予算として計上されているけれども、本体の日本財団と違って基本的に助成金のような枠組みは無い。
したがって、勝負どころは情報とネットワーク、それにアイディアである。
おかげさまでCANPANは、民としてのNPOとのつながりはディープにあり、CSRという視点での企業との接点もあり、学会支援を通じての学の領域とのつながりもある。
このマルチチャンネル性がCANPANの強みの一つだとして、この各業界とのハブになって社会を良くしていこうとするなら、結局、自分たちは何になりたいのか? を考えていて、ふとある言葉が浮かんだ。
これは、Googleが自社用発電所を作るという計画をしているとか言うニュースの話を聞いて思ったのだが・・・
「Googleが電気を作る発電所を作るなら、CANPANプロジェクトは世の中を良くしたい皆さんと一緒に世界中に「元気」を創る【発元所】を作ってやろう!」
という、意味不明の言葉。。。
ということで、2010年度のCANPANは、お金も無いし、とりあえず「発元所」の建築に向けて、様々なアイディアやリソースを関わってくれる皆さんと出し合いながらがんばっていくことにしようかと。。。
もちろん、この発元所は、ハコモノが必要なわけじゃない。
ネットワークや、それぞれが持っているリソースの共有、そして頭脳のシナプスによって生み出される無限のアイディア、これが「発元所」そのものだ。目には見えないものかもしれない。
でも、そんなCANPANが創り出す「元気」で、日本や世界が元気になってくれれば、それって究極のエコじゃないか、とさらに意味不明のことを付け加えて思った。
CANPAN「発元所」計画
「元」は「源」のがカッコイイか・・・? 「発源所」・・・でも「電気」と「元気」かけてるし・・・
どちらにせよ、ちょっとエヴァっぽい。。。